マンションリフォームの注意点
管理規約の確認
当店は北桜塚にあるので、どちらかというと戸建の多いエリアなのですが、ありがたいことに認知度が高まってきたのか、豊中や吹田の駅近マンションにお住いの方からもご相談が増えています。本当に感謝です！
さて、マンションの工事で重要なポイントになってくるのは施工内容に関して、「管理規約」の順守です。
規約の確認や届け出対応については所有者である施主さんが行う必要があり、今後リフォームを検討されている方は、予め規約を確認しておきましょう。
ちなみに、多くのマンションでは管理会社や管理組合があり、リフォームに関しては既定の届出書の提出が義務付けられています。特に音の出る施工や廃材の出る施工（要養生）では、施工内容および期間といった施工計画書と共に提出しなければなりません。
①養生の必要な施工内容
・UBやキッチンといった大型商材の搬入・搬出
・粉塵の発生する廃材（PBボード等）の搬入・搬出 等
②音の出る代表的な施工内容
・フローリングの貼り替え（既存斫り）
・キッチンやUBの入れ替え
・間仕切り壁の解体、造作 等
ざっくりこんな感じでしょうか。
①に関しては施工規模に応じて、管理組合の方で要不要の判断をされることが多いので、施工内容が決まり次第、確認すると良いと思います。注意点としては、マンション全体の定期清掃やエレベーターの定期点検との重複です。清掃等が入る場合は養生を一度全て撤去せねばならず、再度設置となるとその分追加で費用がかかってしまうため、数日で終える施工の場合は定期清掃日を確認の上、重複しないよう施工期間を設定することを推奨します。
また②に関しては、特にご近所宅様への案内といった点で大切になります。
一般的には施工2週間前までに、隣戸宅、真上・真下階の宅、真上・真下階の隣戸宅（施工部屋を中心に「ロ」の字に当たるお宅）に施工の告知を行うと良いとされています。
これもマンションの管理規約や管理会社の判断によって異なってくるのですが、当店では漏れなく対応を行っています。マンションリフォームの際も安心して当店にご相談ください。
ただ、音に関してはトラブルにつながりかねないので、ご近所さんとの良好なお付き合いのため、施主さんご自身においても事前にお声がけしておくと良いですと当店ではお伝えしています。
上記の通り、マンションリフォームの場合は施工内容決定・請負契約後、申請等手続きに一定期間が必要となるため、施工までのお時間が戸建と比較すると少々長めにかかることになります。そのため、引っ越し日が決まっていたり、施工納期が決まっている方は、お早めに管理組合の規約を確認しつつ、リフォーム業者と調整されると良いと思います。
以上、マンションリフォームを考えている方の参考になると嬉しいです^^
