リフォーム補助金申請期限について

2024年09月21日 10:44
カテゴリ: リフォーム

混みあいます

今日はリフォームや新築に関する補助金について記載します。

昨年から政府が実施しており、本年度は「住宅省エネ2024キャンペーン」という名称で、大きく4つの分類される施工で補助金の対象となります。

当店HPのお知らせTOPにも掲載していますが、「そんな補助金があるの?」と知らないお客様も多くいましたので、詳細は下記URLを見てください。補助額や対象となる施工が記載されており、その分の施工費が安くなるという認識で大丈夫です。

https://jutaku-shoene2024.mlit.go.jp/about/

◆補助額の例
お風呂(UB):約5~7万円
トイレ:約2万円
キッチン:約5~7万円 等


ちなみに手続きは私たち業者がやるので、お客様は対象となる施工・商材を選択し、提出書類(1枚モノ)に署名・捺印するだけといった簡単な手続きで済みます。


今日はこの補助金の内容というよりかは、申請タイミングとそれに伴う工務店の施工実態についてお伝えします。

実は去年も似たような補助金がありました。結論から申し上げますとキャンペーン期日前に予算枠に達して終了しています(記憶が正しければ12月までとなっていたのが、8月下旬に終わっていたような…)。

今年はそういったことも見越して予算枠を多めに確保しているようですが、現状2024年3月末までが「交付申請対象期間」ですが、予算枠の状況によって12月末で終了とされています(上記サイトトップページに記載)。
※現時点で次年度も同様の補助金の有無は公表されてません。

それもあってか嬉しいことに多くのリフォーム相談を受けており、年明けから引っ越しシーズンとなる年度末の施工も順次入ってきています。

ここで問題なのが補助金受給については事前申請(11月末まで)をしておけば受給対象となるのですが、「依頼に対する施工が間に合わない(3月末までに施工完了)可能性がある」ことに懸念を感じています。

なお施工完了しても、業者は報告書や施工写真、商材の仕様書等、細かい申請作業を義務付けられているので、それも鑑みると3月25日までに竣工するスケジュール感でないと補助金が受け取れないリスクがあります。

当店含めて周りのリフォーム業者、職人等色々な方に話を聞きますが、今はどこも忙しく「暇している」、「仕事が欲しい」というところを聞いたことがありません。

これからリフォームを考えているお客様は見積を何社か取って、検討して、見直して、再度見積取ってと、長い方では数か月かけてご検討されると思います。このこと自体はリフォームは高額になるのでしっかりと検討すべきことなので全く問題ないのですが、補助金受給を意識すると上記状況下にあるというのが実態です。

当店もできる限り補助金が受給できるよう努力しますが、突貫工事になってはお客様に多大なご迷惑をおかけすることになりますので、発注頂いた順に施工スケジュールの調整・補助金受給の可否についてご案内させていただきます。

今後リフォームのご相談・発注を頂く際は予めご理解いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

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