隣の土地は「借金してでも買え」は本当?

2026年03月26日 17:59
カテゴリ: リフォーム生活

最近、隣地が空き家・売りに出ているといった方から連続してご相談があったので、そのうちの一組のお客様の状況をブログにしてみました。

そのお客様のお宅に現地調査に伺ったところ「実家のすぐ裏の古家」に関するご相談でした。

実際に拝見すると、
・建物の老朽化
・内外装の劣化
・傾き
といった状態で、正直これから長く住むのであれば、「リフォーム」では厳しい(安心安全が担保できない・コストもかなりかかる)という印象でした。

であれば立て替えも視野にとなりましたが、現在の建ぺい率・容積率では今より小さい家になってしまい、それは避けたいとのこと。確かに広さは重要なポイントですよね。


その後も色々とニーズや背景をお聞きする中で、非常に重要な情報が出てきました。
「隣地が売られている」です(この後の話はリフォームというより不動産(資産形成)の話になります)。


隣の家が売りに出ていて、しかも同じくらいの土地面積(約25坪)とのこと。
合わせると約50坪規模になり、これは正直、不動産的にはかなり大きなチャンスです。


不動産業界では昔から「隣の土地が売りに出たら借金してでも買え」と言われます。ではなぜ「隣の土地は買え」と言われるのでしょうか?

理由はシンプルです。

①面積が増える
面積がまとまると一気に自由度が上がります。
・間取りの自由度UP
・駐車場や庭の確保

②接道条件が改善される
一般的に隣地取得できると接道状況がより改善されます。これにより土地の評価額も将来的な売りやすさも大きく変わります。

③資産価値とその流動性(需要)の向上
単純に価値が上がることに加え、需要の幅が広がります。戸建は50坪もあれば注文でも建売でも需要が大きいです。またアパートのような集合住宅の建築の可能性も出てきます。集合住宅はいわゆる収益不動産ですので、家賃収入を目的とした不動産投資家といった買い手のターゲットが増えることに繋がります。

このように隣地と合わせることで、一気に市場で評価される土地に変わります。これが最大のポイントです。

もちろん購入費+解体費+新築費はかかりますが、将来的な「資産としての出口(売却や相続)」を考えると合理的という判断も十分可能です。
単体でのリフォーム・リノベだと費用対効果で高額かつ制限がある。でも隣地取得ができれば自由度&資産価値UPという選択肢があるというのは、「隣地が売りだしている(売ってもいいよ)」という奇跡的な場合だけです。


・単体では建て替えが難しい
・隣地が前道につながっていて接道が取れるようになる
・隣地を購入すれば40坪以上になる

戸建需要の高い豊中エリアです。上記条件を満たせば資産価値も高く、また将来の需要も望めるため子供や孫世代へ価値ある相続不動産として残すことができます。

なお言わずもがなですが何でもかんでも隣地が空いたら買えというわけではなく、一定の土地の評価額があることが前提です。坪単価30万円がベースでしょうか。
(豊中でそんな安価な土地はそうそうないですが、私の実家や祖父母の家なんかは土地は無駄に広く、田舎のため坪単価も10万円しません。そんなところで隣地を買っても逆に将来的な買い手が見つからず、税金や管理にだけお金のかかるいわゆる「負動産」になってしまいますよーと自虐的にまとめておきます…)


最後に、今回のお客様においてはこの「隣の土地は借金してでも買え!?」というお話をすると新しく視野が広がって良かったですと仰って頂けました。

ですが最終的な決断はお客様次第です。
リフォームにせよ、リノベにせよ、隣地購入における新築にせよ、当店としてはお客様の決断を尊重し、その決断に沿ったベストかつ丁寧な提案に努めていきますのでよろしくお願いします。

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